022713 ランダム
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有田みかん 紀州特産品をお取り寄せ 紀伊国屋文左衛門本舗

有田みかん 紀州特産品をお取り寄せ 紀伊国屋文左衛門本舗

花粉症vs青みかん




花粉症対策に青みかん(青ミカン)


 この時期、花粉に悩まされていませんか~?

 「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」

 すっごくツライ“らしい”ですよね。

 花粉に悩まされている皆さまには申し訳ないんですが、
 ワタクシ、なんともないんです。

 しかも・・・。
 紀伊国屋スタッフのみんなも、誰一人として悩まされていないんです。


 う~ん、なんでだろ~? 田舎だからカナ・・・
 みかんをいっぱい食べているから??? そんなアホなっ!


 と言いつつ、全くバカにはできないようなんです。


 みかんって、薬用にされた歴史も古くて、
 中国最古の薬の専門書『神農本草経』にも「橘柚」と記載されてます。


 その中で薬用としては、「橘皮」とか「陳皮」があるんですね。
 特に、陳皮(チンピ)なんかは、七味唐辛子にも入っているので、
 皆さんも、口にしたことはあるハズなんですよね~。

 さらに神農本草経には、「枳実(きじつ)」についてこう書かれてます。


 「大風が皮膚中に在って麻豆の如く苦痒なるものをつかさどり…」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 これって、今で言う「アレルギー」なんですよね。
 今から遡ること1500年もの昔にこんな事が判ってたなんて、
 ワタクシ上野もびっくりでした。


 これに目を付けたのが、近畿大学の久保ハカセッ!

 ちなみに、この久保博士って生家が、大阪の『漢方専門薬局』。
 生まれたときから、既に漢方の匂いを嗅いで育ったんだとか。


 漢方に関しては、ほんと凄いセンセイなんですっ!

 神農本草経の
 「大風が皮膚中に在って麻豆の如く苦痒なるものをつかさどり…」
 を、元にミカンの研究が始まったのは、今から20年近く前、
 昭和63年(西暦1987年)ごろだったそうです。

 最初は、アレルギーのモデルに対して「みかんの乾燥粉末」を
 飲ませてみた結果、素晴らしい効果が見られたんだそうです。

 ちなみに、その有効成分は、ポリフェノールの一種で、
 「ヘスペリジン」と「ナリルチン」で、
 これらは、ステロイド剤に匹敵する程の効果だったそうです。

 しかも、ヘスペリジンは分析の結果、7月後半時期の未熟な
 青みかんに一番多く含まれることが判明したそうです。

 7月後半に収穫されるモノに比べ、8月中旬に収穫されるモノは、
 3分の1に減ってしまい、みかんが完熟してしまう頃には、
 ほとんど残らないんだそうです。


 ただこの研究結果は、学会で発表されたのですが、当時は、青みかん
 なんかで、アレルギーが治ると言うように感じられなかったようです
 し、今ほど「花粉症」に悩む人も多くなかったようです。
 しかも、ミカン農家の人たちが真夏の酷暑時期に、小さい未熟ミカン
 を採取する手間がとれないということで、研究はそのまま立ち消えに
 なっていました。

 近年になって世の中の事情が変わり、抗アレルギーの必要性が強くな
 ったこともあり、一昨年に近畿大学湯浅農場にて収穫された青みかん
 を原料に試作品を作た上で、希望者を募り、50人に飲んでもらった
 結果が素晴らしかったので、昨年は、無農薬栽培の青みかんが必要な
 ため、地元湯浅農場の近くのミカン農家40軒と提携し原料確保。
 さらに、県内の食品加工工場とも提携し本格生産をスタート。


 ようやく、昨秋に製品化されたんです。


 久保教授曰く、
 「本来なら医薬品として販売するつもりでしたが、
 開発費が莫大なものになる事と、販売開始が数年先になってしまう事
 から、医薬品化は見送りましたが、植物由来で副作用のない食品とし
 て普及させたい。」と。

 花粉症、アトピー性皮膚炎で苦しむ人を、一日でも早く楽にしてあげ
 たいと言う久保教授の思いが込められているんですよね。


 そんな、青みかん成分「ヘスペリジン」入り健康食品


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